新型コロナウイルスの検査をしてもらえない人

中国や韓国など、各国の新型コロナウイルスの感染数を見て、どう考えても日本の感染者数が少ないなぁ～と思いましたので、厚労省のホームページの「新型コロナウイルスに関するQ&A（一般の方向け）」というのを見てみました。

そこには「風邪の症状や３７．５度以上の発熱が４日以上続く場合、強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）がある場合には、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。」と書いてりました。

でも、実際は、37.5度以上の発熱が４日以上続いていても、感染者との濃厚接触が確認されない限り、現在は新型コロナウイルスの検査はしてもらえないらしいです。

ですから、新型コロナウイルスに感染していても、検査をしてもらえない人が多いので、陽性の人であっても、それを確認する術がないってことです。ですから、検査対象を狭めているから、検査結果が出ないので、感染者数が実数と合わないので、日本の感染者数は中国などより、はるかに少ないってことみたいですね。

政府としては、本当は疑いのある人たち全員を検査したいと思ってると思うのですが、検査キットの数が少ないので、感染の可能性が高い人しか検査できないんでしょうね。だとしたら、いつ頃になれば、検査キットが十分に用意されるのか、その見通しぐらいは知りたいですよね。

今は、検査できるキャパが小さいので、検査希望者全員の要望に応えられないのは仕方ないと思うのですが、それを理解できない人は多いと思うので、いつ頃になれば検査できるのか教えてもらいたいですよね。

ただ、検査希望者全員に対して対応できるようになるのが、３年後とか５年後とかだとしたら、それを公表してしまうと、不安を増幅させかねないので、公表は出来ないでしょうね。

いずれにしましても、新型コロナウイルスの感染しているのに、それを知らずに満員電車に乗ったり、大勢の人が集まる場所に出掛けたりしてる人は少ないないと思うので、まだまだ感染者数は増加の一途をたどり続けることになると思います。

ですから、このままの状態が続くと、本当にオリンピックが中止になったりするんじゃないかと思ったりするんですけど…。

まぁ、オリンピックのことはどうでもいいんですけど、マスクをしても意味がないとか、どの情報が本当なのかよく分からない状況が続いてますので、デマには気をつけて、自分に出来ることをしておくしかないってことですね。

と言っても、マスクを着用して手洗いをしっかりやることぐらいしか、自分に出来ることはないんですけど…。